前回は、弓道はどんなスポーツなのかについてお伝えしました。
今回の記事は、弓道に興味があるけれど、どうやって始めたらよいか、学生の頃やっていたけれど、大人になって再開したいのだけれど、どうすればよいか分からない方へ向けた記事になります。
弓道を始めるときどこに申し込みすればよい?
ケース1:弓道をはじめてみたいけれど、どのように始めたらよいか分からない。
ケース2:昔、または学生の時にやっていたけれど再開するにはどうすればよいか分からない。
こういった質問を受けることが意外と多いのでお答えします。
どちらのケースにも共通する弓道場の調べ方
まずは、近く(最寄り)の弓道場を探しましょう。
Google検索にて住んでいる市区町名で「〇〇市 弓道場」といった検索をかけます。
※「〇〇市」は、「市」を抜いても大丈夫です。
検索した際に、「電話番号」があればメモをしましょう。
1.検索した結果、同じ居住区に弓道場がヒットした方は、次の「問い合わせするときのポイント」へ進んでください。
2.検索したが、出てこなかった方は、「〇〇市」の部分を都道府県に変えて再度トライしてください。
間違いなくいくつかヒットすると思いますので、居住区に近い、もしくは通うことが可能な弓道場を選びます。
3.それでもよく分からなかった方は、こちらのサイトでお住まいの都道府県を選択してください。全国弓道場map https://www.kyudo.jp/map/
問い合わせするときのポイント
「1.」と「2.」で弓道場の電話番号が分かった方は、以下のポイントを押さえた上で連絡を取りましょう。
ペンとメモ用紙は忘れずに♪
あらかじめ押さえておきたいポイント
(1)弓道場は、小さなところでは普段「無人(元々管理人なし)」の状態であるところも多い
(2)弓道場の管理人がいても、外で作業をしていると電話に気がつかないこともある
(3)弓道場は、町や市の体育館と同じ管理下にある場合、体育館(管理棟)に繋がることもあるため、体育館の「休業日」にはつながらないこともある
(4)たまたま弓道場で練習していた人が電話に出た場合、後日担当者(多くはその地区の弓道連盟担当者)と再度お話をすることになる場合もある
いずれの場合も、検索結果の弓道場の電話番号で繋がった場合には、
「氏名」と「経験の有無や段」をまず伝えてから、やってみたいもしくは見学してみたいなどの話を進めましょう。
「3.」の場合、都道府県の代表者の電話番号になるので、その場合には、
「住んでいる場所」を伝えた上で「氏名」と「経験の有無や段」を伝えて、やってみたいもしくは見学してみたいなどの話を進めましょう。
〇〇県弓道連盟などとありますが、通常はさらに地域を分割する形で下部組織の〇〇県□□(地区名)弓道連盟というものがあるので、各□□弓道連盟の担当者の連絡先を教えてもらうか、取り次ぎをしてもらうことになります。
経験者の方は、全弓連IDが分かるのであれば、用意しておくことをお薦めします。
地域によっては、IDを載せたカードなどを発行している連盟もありますし、カードがなくても、IDがわかればOKです。学生時代に大会等に出ていれば、一度は登録しているはずです。
万が一無くしていても、どうすればよいかなどは教えていただけるはずですので指示に従いましょう。
聞いておきたいポイント
〇担当者と直近の訪問可能日と時間を調整
(電話をする前に、自分が弓道場へ行ける曜日や時間帯を考えておく)
〇持ち物(経験者で持っているものがあれば、持っているものを伝える)
〇服装(初心者は、ジャージ・Tシャツなど動きやすい服装:スカートは×)
〇※女性は、飾りのない髪留め、ゴム紐
〇弓道場の使用料(必要かどうかも含め)
◎対応してくださった方のお名前はしっかり聞いておき、お目にかかったときには必ずお礼を伝えましょう。
武道は、礼に始まり礼に終わります。
まとめ
まずは、気軽に連絡を取ってみましょう。
「電話」で連絡するのが、最も好ましいです。
「メール」などでは、ニュアンスが上手く伝わらなかったり、メールチェックを相手がしていなかったりすると、何日も待たされることになりますので、「電話」を使うのが最善です。
1.最寄りの弓道場を調べる
2.連絡先に電話をする
3.氏名等を名乗り、弓道をやってみたい旨を伝える
4.聞いておきたいポイントを確認する
きっと、優しく歓迎してくれると思います。
弓道は、私の知る限り「小学生高学年~100歳超」までが楽しむことのできるスポーツです。
遠慮なさらずに、弓道場へ足を運んでみましょう。
電話が繋がらなかったら、直接弓道場にいる人を捕まえて相談してみるのもありですよ。
次回は、弓道の道具とそこにかかるお金の話しについてお答えします。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。