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【実録】実技指導2 弓道初心者(小学生・中学生)の練習方法について(手の内)【動画あり】kyudo beginner Practice day 2

前回の1回目に引き続き、2回目の練習に行ってきました。

前回も今回も練習時間は、約2時間程度です。

今回も、しっかりストレッチ運動を一緒に行ってから練習開始。

道具を用意するのも、だんだんと要領を得てきました。

弽も最初こそ確認したけれど、その後は自分1人で用意できるようになりました。
子供ってコツをつかむのも早いですね。

前回の復習を一緒に行い、しばし、弓だけで「手の内」の練習をします。

握り加減がつかめていないうちは、指導者の方で休憩に入るように指示をします。一生懸命な人ほどやり過ぎでマメができてしまい、練習の間隔が開いてしまうということになりかねません。

そうこうしているうちに、少しずつ目標として設定していたこと、「弦が90度の位置まで」ができるようになってきました。

そこで、巻藁矢を借りてきます。

同じ動作ばかりでは、飽きてしまいますから、変化を加えます。

矢番えの動作についても、ここでは深入りしません。

目標は一つです。シンプルに示してあげた方が、夢中になれます。

見本を簡単に見せながら、目標を再確認して進めます。

矢を使うようになったとたん、少しずつ出来ていたはずの手の内が崩壊しました。弓道の場合、一つ出来ても、次を教えると別の場所がおかしくなるというのはよくあることです。ましてや、2回目ですから、こちらも気にしていないそぶりで本人の気持ちを持ち上げながら練習に気持ちを向けさせます。

まず、矢が巻藁に刺さるということが新鮮な様子。

とってもいい刺激になっています。

適宜休憩を取らせながら、練習を苦にもせず自分で取り組む姿勢が見えます。

しばらくして、練習時間も少なくなってきたところで、ある程度目標の動作が続けて出来るようになってきました。

そこで、記録として短い動画を撮影しましたので、ご覧ください。

この角度より先に行くこともあり、思った以上の成果が出ています。

最初は、右手の位置を左の肩付近で離す練習をして、後半は、顔の横辺りまで右手を引いてきて離しています。動画は、その後半に撮りました。

参考までに、弓を持つ左手を「弓手(ゆんで)」右手を「馬手・妻手(めて)」と言ったり、「押し手(おしで)」(左)と「勝手(かって)」(右)と言ったりしますので覚えておきましょう。

ちなみに、この動作は弓返りを狙ってやっているわけではありません。

一番の目的は、左腕を弦で打ったり、会の位置で離したときに耳を払ったりしないようにというのが、現状の一番の目的です。

痛い思いをして、弓道嫌いになって欲しくないという思いからです。

もちろん、延長線上には「握卵・卵中」といったレベルに持って行くことも織り込み済みですけどね。

 

2日目にしては、上出来だと思います。

 

次回、練習3回目はコチラです。

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

 


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